消費者金融 プロミス の返済シミュレーションで明らかになる元金が減っていかない借金返済の沼
借金返済を成功させるための下準備 借金返済シミュレーション・借金減額シミュレーター
「 プロミス アコム アイフルで借金しているんだけど、どれくらいの期間で完済できるの?」
「○○万円を○年間で借りたときの毎月の返済額は?」
「毎月の返済可能額からいくらまで借りられる?」
消費者金融での借り入れと、銀行からカードローン以外の「○○ローン」と名の付く借り入れとは、
ちょっと違います。
銀行の場合は、返していけばちゃんと規則的に元金は減っていきます。
消費者金融も基本的には、返していくだけなら元金は減ってくるのですが、
実際問題、ある時からピタッと元金が減らなくなります。
なぜ元金が減らなくなるのか、自分の実体験を踏まえて説明します。
そこには、ある「沼」が存在しているのです。
今回は3大消費者金融会社の返済シミュレーションページのご案内と、
消費者金融での借り入れの大きな落とし穴について解説します。
毎月の返済が、自転車操業になっていく過程がわかります。
今回の記事内容をご覧になっていただいて、
多重債務の沼にハマっていかないように、
しっかりとした決意で返済に臨んでくださいね。
「借入件数19件」「690万円の借金」を「個人再生」で「138万円に圧縮」して完済し、
借金に悩むことなく「平穏な暮らし」を送っている筆者が不安な思いにお答えします。
今回は「消費者金融の返済の大きな落とし穴」も解説します。
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今回の記事のテーマ・目的は?
1.消費者金融の返済シミュレーションをやってみることで長期返済・少額返済の怖さを知る。
2.「自転車操業」になっていく過程を知り、借金を増やさないこと、完済へ向かう決意を持つ。
◎この記事の最後に「次に知るべきこと」がわかる流れが記されています。
この記事を読んででわかること:
・プロミス、アコム、アイフルの返済シミュレーションを試せます。
・シミュレーションから、消費者金融の金利の高さや払い続けても完済が遠いことがわかります。
・月々返済できる金額と適度な返済期間でいくら借入することが出来るかわかります。
・消費者金融の返済には、大きな落とし穴があることがわかります。
もくじ
法律で定められている金利の上限
・10万円 →年率20%まで
・10万円〜100万円→年率18%まで
・100万円以上 →年率15%まで
となっています。
貸金業者によって、銀行によって利息の計算の元になる金利は異なります。
プロミス の借金返済シミュレーション
プロミス の借入額別の月々の返済金額および返済回数
10万円単位で100万円までの借入金額別の月々の返済金額と完済までの返済回数が確認出来ます。
プロミスの返済シミュレーションは、>こちら。
100万円の年率の上限は「15%」ですね。なかなか高い金利です。
金利15%で100万円借りた時の完済までの期間と月々の返済金額を
>こちらの記事で解説しています。
次は「アコム」を見てみます。
アコムの借金返済シミュレーション
アコムの借入額別の月々の返済金額および返済回数
アコムの返済シミュレーションは、わかりにくいですね。
借りる金額に対してどれくらいの金利になるのか妙に幅をもたせていますね。
100万円未満だと18%程度、100万円以上になると15%になります。
アコムは、借入希望金額・借入年率・借入回数を自分で入力してシミュレーションします。
「100万円」であれば、「年率15%」、「返済回数78回」までで入力してみて下さい。
毎月の支払い金額とそのうち金利でいくら持っていかれるかわかります。
アコムの返済シミュレーションは、>こちら。
金額別に入力出来るので、いろいろ試してみて下さい。
ちなみに「50万円」の場合、「年率18%」、最長支払い回数は「46回」で、「1万5千円」を「4年」程度かけて返済していきます。
続いて「アイフル」を見てみます。
アイフルの借金返済シミュレーション
アイフルの借入額別の月々の返済金額および返済回数
アイフルの場合、「100万円」の借入で「年率15%」、「最長返済回数53回」です。
アイフルの返済シミュレーションは、>こちら
アイフルは、月々の返済可能額からいくらまで借入出来るか、シミュレーション出来ます。
>こちら
プロミス などの消費者金融の返済には大きな落とし穴(沼)があります。
筆者もこの沼にはまりました。正直この沼からは抜け出せません。
返済表を見て、「頑張ってこの金額を返していけばいいんだろ。」と思うと思います。
それは、そうです。しかし、消費者金融は、借金から抜け出せない沼へ誘ってきます。
その沼とは、「借入可能額」です。
頑張って返済していくと、元金は少しずつ減ってきます。
それと反比例して増えていくものがあるのです。
それが「借入可能額」なのです。「元金を返した分だけ借りれてしまう」のです。
これが、「自転車操業の原因」なのです。
その月の返済金額を入金する。
→利息分以外が「借入可能額」となり、それを引き出す。
→引き出した分を別の返済に充てる。
→別の返済から同じように入金し、「借入可能額」だけ引き出す。
→結局、利息を入れてだけで、元金は全然減っていない。
→次の借入が出来れば、同じことを繰り返す。
→借金が増えるばかりで、だんだん借入をストップされてしまう。
→どうにもならなくなる。
今回の記事の結論、言いたいこと
今回、大手の消費者金融の返済シミュレーションをして頂いたのは、
・金利が高くて、返済が終わらない。借金が減っていかない、ということ。
・返済を続けても、「借入可能額」の沼にはまり、金利だけを入れるようになり、
多重債務に陥り、にっちもさっちも行かなくなることが目に見えていること。
に気づいてほしかったからです。借金の沼にはまってしまった方は、
「借入可能額」を無視し、心を鬼にして完済まで返済し続けるか、
債務整理をして金額を減らし、借金のない生活に戻る、かのどちらかだと思います。
僕は、債務整理した方がこれからの人生、幸せをつかめる可能性が上がると思います。
個人再生をして、心休まる生活を送っている僕が言うのですから、間違いないと思います。
債務整理をして借金返済をする流れを書いていきます。お役に立てれば幸いです。
債務整理の相談を申し込む前にしておくことを、ことらの記事に書いています。
あわせてご覧下さい。
>筆者の借入金額と件数と月々の返済金額事例
>借金返済相談の前の準備事項(僕は、これが出来てなかったので苦労しました)