借金返済 できない !行き詰まるとどうなる?絶対にしてはいけないこと4選
「 借金返済 できない 状態になって延滞し続けるとどうなっていくのか」
「借金返済がどうにもならなくなった時、どうしたらいいのか」
「借金返済が出来なくなった時に絶対にしてはいけないことは何か」
借金返済が行き詰まってどうしていいかわからなくなってしまった時がありました。
現実逃避してしまいたい気持ちが起こって「もう、ほっとけ!」という気持ちになったことがあるかもしれません。。過去の自分はそう思ったことがあります。
でも、一瞬で「そんなことしても逃げられない…」ということに気づくわけですが…..
逃げたい気持ちになった過去の自分に、
「逃げたらこうなっていくよ」ということを教えるつもりで今回の記事を書きました、
「借入件数19件」「690万円の借金」を「個人再生」で「138万円に圧縮」して
現在完済して借金ゼロになり、「平穏な暮らし」を送っている筆者が不安な思いにお答えします。
今回は「返済がにっちもさっちも行かなくなる瞬間」についても「実体験」からお話しします。
関連記事;
借金返済 のコツ:家計収支表で返済可能額を把握し、月々の支出を調整する方法
カテゴリー;借金、いくらからがヤバい?
今回の記事のテーマ・目的は?
1.借金の返済がどんなに厳しくても「どうして放置してはいけないのか」を知る。
2.借金の返済が出来なくなった時に絶対にしてはいけないことがあることを知る。
◎この記事の最後に「次に知るべきこと」がわかる流れが記されています。
この記事を読んででわかること:
・借金を放置し続けて給与差し押さえで会社に借金がバレるまでの流れがわかります。
・借金返済が出来なくなった時にやってはいけないことを説明します。
・返済がにっちもさっちも行かなくなる瞬間を実体験から説明します。
・給料差し押さえまでに行かないためにどうしたら良いかわかります。
もくじ
借金返済 できない 状態を放置し続けるとどうなっていくのか。
結論から言うと、早めに借入先に相談および弁護士・司法書士事務所に相談した方がいいと思います。
相談に行く前に「こちらの記事」をご覧になっていただき、頭づくりをして相談に行くとスムースに進むと思います。
借金を返済できないとどうなる?返済できない時の対処法や借金返済のコツを紹介!
延滞1日目から遅延損害金が発生し膨らんでいきます。
返済日の次の日から「遅延損害金」がつきます。
損害金の利率は「上限20%」です。
→延滞1日目から登録メールアドレスや登録電話番号に連絡が入り始めます。
「取り立て」というよりも「支払日をお忘れではありませんか?」という
連絡のような感じです。
延滞1〜4週間すぎると督促状が届きます。
督促状の送付や自宅への電話があります。「取り立て」とは言っても
「脅し」や「家まで来る」ということはありません。
とはいえ、取り立ては進んでますから、これからどうしていくべきかを
考える必要があります。
延滞2〜3ヶ月で「事故状況」が記録されます。
いわゆる「ブラックリスト」ですね。信用情報に事故情報が記載されます。
こうなると「審査に通らなくなる」わけですから、お金を借りるだけではなく
「分割で物を買う」ことも出来なくなってしまいます。
「期限の利益」を喪失します。
期限の利益とは、返済期がきていない債務の返済を拒むことができることをいいます。
結論から言うと「一括返済をしろ」ということです。一括での返済を求める督促状が
届き、ついに「特別送達」という郵便も届きます。この特別送達には、
裁判所からの訴状、口頭弁論期日呼出状などが入っています。
「裁判するぞ」ということです。
無視したら債権者の勝訴となり、財産(主に給与)差し押さえされます。
そして、賃貸業者から保証会社へ「代位弁済」が行われます。
保証会社が賃貸業者へ弁済し、保証会社が債権者となります。
返済の督促は保証会社から受けることになります。
3ヶ月以上すぎると「強制執行」が行われます。
強制執行とは、要は「給与等財産差し押さえ」です。
こうなると、会社に「借金が払えない」状況がバレてしまいます。
会社自体や社員間での信用もなくなってしまう可能性があります。
担保がついている場合には担保物の所有権を失います。
1つ目は「分割などで購入した物の引き上げ」です。
自動車ローンで買った自動車や分割やリボ払いで購入したものが
引き上げられ売却されて返済に充てられます。
2つ目は「住宅ローン債権者の抵当権の実行」です。
住宅ローンが返済出来ない場合は、住宅ローン債権者は抵当権を実施し、
住宅は競売に掛けられて、競売代金から支払いがされます。
競売されると持ち主は購入者となりますから、住宅から退去しないといけません。
借金返済 できない 状態になった時にしてはいけないこと。
①「放置をしてはいけない」
上記で示した通り放置すれば、どんどん悪い方向へ向かっていきます。
逃げたい気持ちは、痛いほどよくわかります。自分がそうでしたから。
借入先や弁護士・司法書士事務所に相談してください。
そのために何を準備したら良いか下記のリンク先の記事に書いています。
ぜひご一読下さい。
②「返済のための借入れ」
こうなっていくことが多いですよね。「自転車操業」というやつです。
「多重債務」になっていきます。これを始めると、利息分だけ払って
その月の支払日をなんとかやり過ごしていくという状況に陥ります。
こうなってしまうと正直どうにもならないです。
③「ヤミ金に手を出すこと」
ヤミ金は、法外な利息で貸し付けてきますし、返済ができなければ強硬な取り立てや
悪質な嫌がらせを実行してきます。支払いができなければ家族や親戚、友人や勤務先にまで
強硬で悪質な取り立てが行われることもあります。
④「クレジットカードの現金化」
クレジットカードのショッピング枠を利用して物品などを購入し換金して
現金を手に入れることです。
これはクレジットカード会社との契約違反になります。
結局、これらのことは何の解決にもならず、借金が膨らんでいくだけです。
よくある質問
・時効は5年間ですよね。夜逃げとかして5年間身を隠したら逃げ切れるんじゃないですか?
→その5年間、どこに住み何をして食いつなぐか考えてみて下さい。
アパートを借りるにしても何らかの身分証明書が必要ですし、仕事をするにしてもアルバイトでも
マイナンバーをきかれます。健康保険はどうしますか?5年間は病気にもなれません。
・パチンコやギャンブルでお金を作ればいいんじゃないですか?
→パチンコやギャンブルで儲け続けているのであれば、こんな状態になってないですよね。
結局、生活資金まで使い果たしてしまい、さらにどうにもならかくなるだけです。
みなさんの周りでパチンコやギャンブルだけで豊かに生活出来ているいる人なんて、
皆無に等しいのではないですか。
借金返済 できない 「にっちもさっちも行かなくなる」瞬間(体験談)
こうなったら「債務整理」をするしか手がないかな、と思います。
ここからは、自分の体験談です。
いくつかのカードで返済とキャッシング・借入を繰り返しながら、
なんとかその月の返済を乗り切るだけの生活を繰り返していました。
まず1つのカードの返済をして、借入可能額まで引き出します。
つまり利息だけ返済している状態です。
そのお金で次の返済をし、また引き出して次に充てる。
増額が可能であれば申し込んでその分を月々の返済に充てます。
要は利息だけを支払っている状態です。元金は全く減っていません。
これがいわゆる自転車操業です。
ある時、1つのカード会社から郵便が来ました。
「○月○日でカードが返済のみしか使えなくなります」
しばらくしてある会社からも同じものが届きます。
総量規制にかかってしまったか、ブラックリストに載ったということなのでしょう。
ここが、「これは、もうダメだ…..」という瞬間なのです。
1つの会社から借入出来なくなったという郵便が来ると、
連鎖的に同じ内容のものが届き始めます。
筆者はここで「債務整理をするしかない」と追い詰められました。
給料差し押さえまで行かないためにどうすればいいか。
結論から言うと「債務整理」をした方がいいと思います。
今回の記事の内容まで行くと、「おまとめローン」などの審査は通らないと考えられます。
そうなると「債務整理」をしていくしか手がないと思います。
弁護士や司法書士事務所に相談に行く前にすべきことをこちらに書きました。
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」があります。
どれにすれば良いのかは「弁護士事務所や司法書士事務所に無料相談に行く」
ということになるのですが、その前にしておいた方がいいことがあります。
それを下記の記事にまとめたので、まずこちらを読んでください。
・借金返済方法の判断材料 >こちらの記事
・借入件数と合計金額を算出する >こちらの記事
・生活見直しのため家計収支表を作る >こちらの記事
ネットにはこれらのことを書いた記事はあるのですが、
大体が弁護士事務所や司法書士事務所の記事で、「経験者目線」では書かれていません。
筆者は「個人再生を経験」した「お金を借りた側の立場」から記事を作っています。
債務整理をすることは、ブラックリストにも載りますし、借入や分割やローンで買い物することも出来なくなります。
ですが、債務整理をスタートすることで「返済がストップ」し「完済できる金額になっていく」方向に向かっていきます。
一番は「生活が安定」返済に気持ちが追い込まれることもなく、
安心な気持ちで暮らしていけること、そして将来の設計も考えやすくなることだと思います。
これは筆者が切に感じていることです。
「知られたくない」「追い込まれている」気持ちは、よくわかります。
自分がそうでしたから。
リンクの記事を確認いただき、無料相談に行くための準備を進めて下さい。
今回の記事の内容のところまで行っているのなら、決断するしかないと思います。
この記事の次は「借金50万はもうやばいのか」です。
この記事を読むことで「借金50万円」はもうやばい状態に入ってしまっていること
がわかります。ぜひ読んで下さい。